家具付き

  

歴史を知ろう

部屋にベッド

近年、主として若い人たちを中心に人気が高まっている賃貸物件が、家具付きマンションです。家具付きマンションとはその名の通り生活に必要な家具があらかじめ備え付けられていて、入居者がそのまま利用できるというタイプの賃貸マンションです。家具の種類は物件によって異なりますが、ベッド・テーブル・椅子・整理ダンスなどが標準的なところです。また、多くの物件には洗濯機・冷蔵庫・電子レンジといった生活家電も揃っています。家賃相場は同地域で同条件の家具なしマンションに比べると1〜2割程度高めですが、これは家具のタイプにもよります。ビルトイン式のミニ冷蔵庫や作り付けのカウンターテーブル等がある程度なら、一般の物件とほとんど変わらない家賃で入居できるものもあります。

家具付きマンションは、欧米諸国においては古くからごく一般的な存在でした。ベッドやソファ、ダイニングセットなど持ち運びが大変な家具に囲まれた生活様式では、引っ越しのたびに家具ごと移動したのではあまりにも不便だったからです。 しかしわが国の伝統的な借家生活では少ない家具で暮らしていたので、引っ越しは家財道具一式を車に積んで、というのが普通でした。ところが、徐々に生活様式が西洋化するにつれて、日本でも家具付きマンションの需要が高まるようになってきました。 現在、家具付きタイプの物件が最も多いのはマンスリーマンションなどの短期滞在用物件及び学生向け物件、そして駐在員などの外国人向け物件です。しかし一般的なファミリー向け物件の中にもこうしたタイプのものが少しずつ増えてきています。